第1回日中財政研究会が開催されました
- jcpublicfinance
- 2024年10月26日
- 読了時間: 2分
開催日: 2024年10月26日(土)13:30~
場所: 神奈川県箱根町専修大学箱根セミナーハウス会議室
プログラム
13:30 - 14:00 記念式典: 日中財政研究会設立
14:00 - 15:00 郭志弘(専修大学)「南南協力-利益共同体の視点から見るPPPの可能性」
15:00 - 16:00 陶瑞翠(上海第二工業大学)「勤労所得控除の所得再分配効果」
活動報告
記念式典では、徐一睿教授より研究会設立の趣旨および今後の展望について基調講演が行われました。

第一報告
第一報告では、専修大学の郭志弘氏が「南南協力-利益共同体の視点から見るPPPの可能性」をテーマに研究発表を行いました。発表では、次世代の開発途上国におけるPPP(官民連携)の新たな可能性について詳細な分析が示され、参加者との間で活発な討論が行われました。

第二報告
上海第二工業大学の陶瑞翠氏より「勤労所得控除の所得再分配効果」について発表が行われました。アメリカの所得税控除制度を中国の文脈に適用したシミュレーション分析を通じて、複数のシナリオに基づく検討が示されました。この研究により、中国における所得税制度の改革に向けた具体的な示唆が提示され、参加者の間で意義深い議論が展開されました。

本研究会は、日中両国の財政研究者による学術交流の場として、今後も定期的に開催してまいります。次回の開催詳細については、決定次第お知らせいたします。



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